第7回東京グローバル・ダイアログ オープニング

オープニング
佐々江理事長は、概要以下の開会の辞を述べました。
東京グローバル・ダイアログ(TGD)は、2019年に日本国際問題研究所(JIIA)が東京を知的交流と政策発信の拠点とすることを目指して創設したものであり、第7回のテーマは「不確実性時代の世界秩序:分断・競争・協力」である。
ウクライナや中東情勢も出口が見えず、大国間の緊張が地域情勢に大きな影響を及ぼし、国際秩序とグローバル・コモンズの提供を支えてきた米国主導の国際アーキテクチャは後退し、国際秩序は歴史的転換点を迎えたかもしれないがそれに変わるエコシステムはまだない。更にAIをはじめとする新興技術やハイブリッド型脅威の顕在化等が国際秩序や安全保障にどのような影響を及ぼすかは誰にも確信が持てない。当面、不確実性の時代だからこそ、日々の出来事に一喜一憂せずに背後の構造的変化の本質を見極め、望ましい方向へ世界を導いていくことが必要である。
「分断・競争・協力」には、進行する分断の現実を直視しつつ、競争を悪循環ではなく新たな活力の源とし、同じ認識を共有する主体と協力に舵を切ることへの願いを込めている。
