ウェビナー「中国戦狼外交の表裏 ―対外行動に影響を及ぼす要因―」

中国は、自国の発展に資する外部環境を構築するため、「公共外交(パブリック・ディプロマシー)」の展開、「一帯一路」の促進、「人類運命共同体」の構築等を行ってきました。その中国が、最近、「戦狼外交」とも呼ばれる外交姿勢を示しているといわれています。 しかし、中国の外交姿勢は好戦的な一面だけではありません。例えば、日本との関係では、尖閣諸島周辺海域での圧力を強める一方、日本に対する配慮も見せています。 中国の対外行動において強硬姿勢と融和姿勢がせめぎ合っているように見える背景には、どのような問題が存在するのか?中国の政策決定過程に生じた政治的要因や、国内世論の動きといった社会的要因が影響しているのか?そして影響しているとすれば、その相互作用とはどのようなものなのか?中国の政治、社会の専門家が読み解きます。
1. 日時:2020年9月28日(月)13:00〜14:00
2. 登壇者:
加茂具樹 慶應義塾大学総合政策学部教授
阿古智子 東京大学大学院総合文化研究科教授
桒原響子 日本国際問題研究所研究員 (モデレーター)
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