ニューヨーク講演会「協調と対立の日米関係」を開催しました

日本国際問題研究所は、2026年2月2日に時事通信社共催および北米三菱商事のご協力のもと、特別イベント「協調と対立の日米関係」を開催いたしました。
本イベントでは、東京大学より五百旗頭薫教授をお招きし、幕末の開国から戦前・戦後を経て現代に至るまでの日米関係の歴史的展開についてご講演いただきました。講演では、米国には「親切な側面」「冷淡な側面」「強硬な側面」という複数の顔が併存してきたことが指摘され、対米関係を一面的に捉えることの危うさが示されました。また、現下の国際情勢を踏まえ、日米同盟を基軸としつつも、中堅国・同志国との連携を強化し、多層的な外交基盤を構築していくことの重要性について示唆がありました。
会場には片平聡ニューヨーク総領事大使をはじめ、ニューヨークの日系企業に勤める駐在員の方々、同地の日本人会会員等、多様なオーディエンスが訪れ、満席となりました。質疑応答では、米国外交の今後の方向性や世界秩序の行方、日本の内政と外交の関係などについて活発な議論が行われ、参加者との有意義な意見交換の機会となりました。本イベントは、ニューヨークという世界の政治経済の中心地で日米関係を歴史的に再考することで、日米を含めた世界の趨勢を展望する貴重な機会となりました。

