公開ウェビナー「深刻なシナリオから考える日本の安全保障」実施報告

公開ウェビナー「深刻なシナリオから考える日本の安全保障」実施報告

2026年6月3日、ウェビナー「深刻なシナリオから考える日本の安全保障」が開催されました。
近年の国際情勢の流動性と不確実性の高さを踏まえ、日本の安全保障環境が今後5年、10年で劇的に変化するリスクに備えることを目的としたものです。これに関連して、報告書「インド太平洋における伝統的安全保障」が取りまとめられ、日本政府への提言が発表されました。
ウェビナーでは、執筆者である森聡・慶應義塾大学教授、寺岡亜由美・ブランダイス大学助教授、相澤李帆・防衛研究所防衛教官、小谷哲男・当研究所研究主幹、村野将・ハドソン研究所上席研究員が登壇し、その内容を説明しました。
具体的には、アメリカの不確実化、台湾情勢、北朝鮮をめぐる「深刻なシナリオ」を解説したうえで、アメリカの不確実化への対応、対中抑止、米朝交渉が進展した場合の日本の関与のあり方について提言を示しました。
あわせて、安保三文書の改定に向けた論点として、「新しい戦い方」の実装や、アメリカが西太平洋地域へのコミットメントに伴い負うリスクとコストを日本自身の努力で許容可能な水準まで低下させることの重要性などが議論されました。

開催概要

日 時 2026年6月3日(水)10:30-11:30
登壇者
(発言順)
 森 聡(慶應義塾大学教授)
 寺岡 亜由美(ブランダイス大学助教授)
 相澤 李帆(防衛研究所防衛教官)
 小谷 哲男(日本国際問題研究所研究主幹/明海大学教授【司会】)
 村野 将(ハドソン研究所シニアフェロー)
言 語 日本語
参 考 「インド太平洋における伝統的安全保障」最終報告書

JIIA公開ウェビナー「深刻なシナリオから考える日本の安全保障」