2026年9月10-11日、日本国際問題研究所(JIIA)は、シンガポール国際問題研究所(SIIA)との共催で、第19回日本・シンガポール・シンポジウムをシンガポールで開催しました。本年は日本・シンガポール外交関係樹立60周年にあたり、「強靭性に向けたパートナーシップ(Partnering for Resilience)」を全体テーマとして、両国の政界、政府、研究機関、企業、メディア等から幅広い有識者が参加しました。
10日および11日午前のラウンドテーブル(非公開)では、佐々江賢一郎・JIIA理事長とアショーク・ミルプリ・テマセク国際政策・ガバナンス部長が共同議長を務めました。冒頭、福田達夫・衆議院議員から挨拶があり、その後、①戦略的強靭性と地域秩序、②経済的強靭性、技術への信頼、エネルギー安全保障、③社会の強靭性、人材、人的交流について忌憚のない意見交換が行われました。
11日午後の公開フォーラムでは、佐々江共同議長およびミルプリ共同議長が開会挨拶を行い、茂木敏充外務大臣からビデオメッセージが寄せられました。また、日本・シンガポール外交関係樹立60周年を記念し、トミー・コー・シンガポール国立大学国際法センター理事長、石川浩司・駐シンガポール日本国大使から挨拶がありました。
続くパネルディスカッションでは、「強靭なアジアに向けた日本・シンガポール・パートナーシップ:地政学・安全保障上の課題への対応」および「強靭な未来に向けた日本・シンガポール・パートナーシップ:経済安全保障・貿易・技術」の二つのテーマについて議論しました。地域の安全保障とルールに基づく国際秩序、人的交流、自由貿易とサプライチェーンの強靭化、デジタル化・AI等の新興技術、グリーン・トランジションやエネルギー安全保障など、今後両国が協力を深めるべき幅広い分野について活発な意見交換が行われました。
最後に、大西洋平・外務大臣政務官およびズルカルナイン・アブドゥル・ラヒム・シンガポール外務・内務担当国務大臣から閉会挨拶があり、外交関係樹立60周年を契機として、日本とシンガポールのパートナーシップをさらに発展させていく重要性が確認されました。


