『琉球王国』スペイン語訳版、ポルトガル語訳版の刊行

この度、当センターの成果の一環として、琉球学の泰斗として首里城再建に二度に渡り従事されている高良倉吉琉球大学名誉教授著の『琉球王国』(岩波書店、1993年)の、スペイン語版、ポルトガル語版を刊行しました。書籍の詳細は下記ページよりご覧いただけます。
https://www.jiia.or.jp/jic/translation.html
本書は前近代の琉球王国に焦点を当て、琉球王国が大陸からの影響も受けながらも、日本文化圏において展開してきたその歴史を、一般向けにわかりやすく記述したものです。
2025年度には英語版を刊行し、国内外の主要図書館、米国ハワイをはじめ各国の沖縄県人会にも寄贈を行いました。「沖縄関係の英書は、観光や自然が中心で、歴史では沖縄戦と基地の本が多いため、こうした琉球の歴史が逸話も含めて活き活きと描かれた本は大変ありがたい」と好評を頂きました。
英語版寄贈の際に、特に沖縄移民の子孫の方々が多い中南米の沖縄県人会より、英語では読むことが難しい方々も手に取れるように、彼らの母国語で読める書籍を熱望する声が寄せられたことを受け、今回、追加でスペイン語・ポルトガル語での翻訳出版も実施しました。
本出版、各国への寄贈にあたっては、一般財社団法人 出版文化産業振興財団、及び沖縄県文化観光スポーツ部交流推進課の協力を頂きました。