公開ウェビナーのご案内

島根県隠岐における竹島返還運動の始まり
―『島根県地方紙における「竹島報道」悉皆調査報告書』の編纂を通じて―

2023年9月26日

開催概要

竹島は、江戸時代には幕府の許可のもと、わが国が経済活動を行い、1905年1月には、近代国際法上の形式に則り、閣議決定によって、島根県の所属、隠岐島司の所管となりました。戦後の占領期には、暫定的にわが国の行政権の区域から外されたものの、サンフランシスコ平和条約ではわが国の領土であることが確認されました。しかしながら、1952年1月に韓国側は竹島を李承晩ラインのなかに取り込み、1954年から事実上不法占拠を続け、現在領海12海里内にはわが国の船は近づけなくなっています。

日本国際問題研究所では、戦後の竹島問題の動向を押さえるため、1945年から1959年まで、地元紙で竹島及びその関連記事の悉皆調査を行い、昨年12月に報告書3冊を刊行しました。その結果、行政文書では残っていない、新事実が多く判明しました。

本ウェビナーでは、舩杉 力修(ふなすぎ りきのぶ)先生をお招きして、新聞悉皆記事報告書の研究成果のうち、竹島の地元である、島根県隠岐で戦後どのように竹島返還運動が始まったかについて発表頂きます。

専門家以外の方にも分かりやすい内容となっておりますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

  1. 日時:2023年10月13日(金)12:00-13:00(日本時間)
  2. 登壇者:舩杉力修 島根大学法文学部教授
  3. 言語:日本語のみ
  4. 参加費:無料
  5. 参加登録:参加をご希望の方は下記URLよりご登録ください。
    URL: https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_rll7SCmhQc20iufA5AtIxA

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お問い合わせ先

日本国際問題研究所内 ウェビナー事務局

E-mail: 231013webinar@jiia.or.jp