この度、領土分野の成果の一環として昨年度Brill社より出版したJapan's Territory Under International Law (Brill, 2024)をオープンアクセス化いたしました。
書籍の詳細およびダウンロードは下記ページよりご利用いただけます。
https://brill.com/display/title/70730?srsltid=AfmBOoqkYibwRtnk7gbiIWcebkPliQofKBMXLML0kQ27CiyvVEokyS0x

『Japan's Territory under International Law』は、尖閣諸島や竹島をめぐる状況など、日本が直面する領土・主権に関する諸問題についての理解を深めることを目的とし、領域概念の歴史的展開や領土紛争の国際法上の解決手法を多角的に考察した学術論集です。本書は、2022年に東京大学出版会から刊行された『国際法からみた領土と日本』の英訳版にあたります。

国際法の第一線で活躍する研究者たちが、それぞれの専門的視点から長年の課題に対して深く掘り下げた分析を行い、より厳しさを増すこれらの問題に対して新たな洞察を提示する一冊となっています。