小南 有紀(こみなみ ゆうき)

研究員

担当プロジェクト

領土・歴史センター

関心分野

国際政治学、安全保障論、英米関係史、イギリス外交史

略歴

学歴

2017年3月 同志社大学法学部政治学科 卒業
2020年3月 慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻前期博士課程 修了
2020年4月〜現在 慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程(在学中)

職歴

2019年4月〜2024年3月 公益財団法人 日本国際問題研究所 若手客員研究員
2022年4月〜2024年3月 一般財団法人 世界政経調査会 国際情勢研究所 非常勤研究員
2022年4月〜2024年3月 政策研究大学院大学政策研究センター リサーチ・アシスタント
2024年10月~現在 神奈川県立保健福祉大学 非常勤講師

論文

  • 小南有紀「英米関係の『黄金期』への道——新冷戦初期の湾岸地域をめぐる危機」『法学政治学論究』第127号、2020年12月、209-242 頁。【査読あり】

  • 小南有紀「危機のなかの駐米大使——フォークランド紛争をめぐる英米関係」『国際政治』第208号、2023年1月、124-139 頁。【査読あり】

  • 小南有紀「『特別な関係』という考え方——英米関係の現在と日本」『国際情勢 紀要』第93号、国際情勢研究所、2023年3月、109-120 頁。

  • 小南有紀「大西洋同盟の結束——INF配備とグレナダ侵攻をめぐる英国外交、1983年」『法学政治学論究』第139号、2023年12月、177-215 頁。【査読あり】

  • 小南有紀「サッチャー政権の外相たち——1980年代のイギリス外交」『国際情勢 紀要』第94号、国際情勢研究所、2024年3月。

  • 小南有紀「英米『特別な関係』とレバノン駐留多国籍軍——対米協力をめぐる英国の苦悩、1982-1984年」『国際安全保障』第52巻第2号、2024年9月。【査読あり】

MISC

  • シハブ・アハマド・アル・ファヒーム、小南有紀「駐日大使は語る① エネルギーから宇宙まで 拡大続ける日・UAE関係」『外交』第71号、2022年1月。

  • ヘリ・アフマディ、小南有紀「駐日大使は語る② インド太平洋の平和と繁栄 日・インドネシア関係が貢献」『外交』72号、2022年3月。

  • モハメッド・エルーミ、小南有紀「駐日大使は語る③ TICAD8でさらに深まる日・チュニジア関係」『外交』73号、2022年5月。

  • ヘリ・アフマディ、小南有紀「世界への扉(5)インドネシア共和国 2045年までに首都移転 ビジネスチャンス広がる日インドネシア関係」『東京人』37巻8号、2022年6月。

  • モハメッド・エルーミ、小南有紀「世界への扉(6)チュニジア共和国 東京は安全かつクリーンで、歴史が詰まった魅力的なまち」『東京人』37巻9号、2022年7月。

  • ポール・カヴァナ、小南有紀「駐日大使は語る④ 熟練外交官が見た日・アイルランド関係の風景」『外交』74号、2022年7月。

  • ポール・カヴァナ、小南有紀「駐日大使は語る アイルランド番外編 ミホル・マーティン首相 訪日の成果」『外交』75号、2022年9月。

  • モハメッド・エルーミ、小南有紀「駐日大使は語る チュニジア共和国番外編 開催国チュニジア 実り多きTICAD8」『外交』75号、2022年9月。

  • イリディオ・シメネス・ダ・コスタ、小南有紀「駐日大使は語る⑤ 東ティモール独立から二〇年 弛まぬ協力が育んだ日本との絆」『外交』76号、2022年11月。

  • メルバ・プリーア、小南有紀「駐日大使は語る⑥ 四〇〇年の歴史が培った日本とメキシコの絆と協力」『外交』77号、2023年1月。

  • デミアン・コール、ポール・カヴァナ、小南有紀「世界への扉(7)アイルランド 四谷にアイルランドハウスを建設、さらなる日愛関係の発展を期待」『東京人』38巻1号、2022年12月。

  • 小南有紀「<書評>益田実、齋藤嘉臣、三宅康之編『デタントから新冷戦へ——グローバル化する世界と揺れる国際秩序』(法律文化社、2022年、368頁)」、『防衛学研究』第67号(143-150頁)、2022年9月。

  • イアン・マッケイ、小南有紀「駐日大使は語る⑦ インド太平洋へ外交シフト G7で連携深まる日本・カナダ関係」『外交』78号、2023年3月。

  • Mohamed Elloumi and Yuki Kominami, ‘Interview with Ambassador Elloumi: TICAD 8 Boosts Japan-Tunisia Relations’, World Insight, 20 April 2023, https://worldinsight.com/news/politics/interview-with-ambassador-elloumi-ticad-8-boosts-japan-tunisia-relations/

  • ルラマ・スマッツ・ンゴニャマ、小南有紀「駐日大使は語る⑧ アフリカ全体の開発を牽引 日本・南アフリカ関係のダイナミズム」『外交』第79号、2023年6月。

  • ジュリア・ロングボトム、小南有紀「駐日大使は語る⑨ 『広島アコード』で具体化する協力 日英関係は新たな時代へ」『外交』第81号、2023年9月。

  • 田所昌幸、小南有紀「歴史といまが交錯する魅惑の知的空間 『高坂政治学』の磁場を語る」『外交』第82号、2023年11月。

  • ペールエリック・ヘーグベリ、小南有紀「駐日大使は語る⑩ 外交とは「人と人」が紡ぐもの 活力あふれる日・スウェーデン関係」『外交』第83号、2024年1月。

  • 福田康夫、山口航、小南有紀「日米同盟とアジア外交の共鳴」『外交』85号、2024年5月。

  • ジャン=エリック・パケ、小南有紀、中村起一郎「駐日EU大使インタビュー 安全保障からDXまで 重層化する日EU協力」『外交』第86号、2024年7月。

報告

  • 小南有紀「英米関係から見た国際秩序——マーガレット・サッチャー政権期を中心に」、同志社大学アメリカ研究所第6部門 公開オンライン研究会、2021年10月16日。

  • 小南有紀「新冷戦期における英米『特別な関係』の再構築」、イギリス政治研究会、対面(同志社大学)とオンラインの併用、2022年9月24日。

  • 小南有紀「英米『特別な関係』とNATO『二重決定』、1979-1983年」、「核不拡散体制の成立と安全保障政策の再定義」プロジェクト第25回公開研究会、対面(政策研究大学院大学)とオンラインの併用、2024年1月27日。

  • 小南有紀「『新冷戦』期の英米関係におけるイギリス外務省の役割、1979-1983 年」第74回日本西洋史学会大会(現代史部会2)、2024年5月19日。

研究資金等の獲得

  • 慶應義塾大学小泉信三記念大学院特別奨学金、2022年4月〜2023年3月。
  • 一般財団法人 平和・安全保障研究所(RIPS)国際安全保障研究奨学プログラム奨学生(第22期)

所属学会

  • 日本国際政治学会
  • 国際安全保障学会